加圧インストラクターの仕事を大解剖!必要な資格もまとめて紹介

加圧トレーニングは老若男女を問わずに、高いトレーニング効果、ダイエット効果を発揮することで人気があります。

ビジョンジムでも、加圧トレーニングをサービスの一環としている店舗が非常に多いです。

そんな加圧トレーニングを提供するときに、必要なのが「加圧インストラクター」の資格。

今回は加圧インストラクターの仕事を解説するとともに、資格をどうやったら取得できるのかをご紹介します!

加圧トレーニングの理論とメリット

加圧トレーニングは日本で生まれたトレーニング手法なのをご存知ですか?1966年、ボディビルダーの佐藤義昭が開発したトレーニング法で、ある日ずっと正座をしていた時に思いついたんだとか。

正座を長時間続けると、脚が痺れて思うように動けないですよね。その感覚が、トレーニングをずっと続けた時の疲労感とよく似ている。

そこで、正座のように血流を制限すれば、トレーニングの効果をあげられるのではないか?と考えるようになしました。

それが、腕・脚の付け根にベルトを巻き、血流を制限して運動を行う加圧トレーニングの始まりです。

50年以上の時をかけて、改良を加えられてきた加圧トレーニングは、ボディビルダーだけでなくダイエットや健康目的で運動をする、体力のない方にも高い効果を発揮できるように進化しました。

加圧トレーニングのメリット〜実はダイエットにも効果大

彼が考えた「血流制限でトレーニング効果が上がる」は、科学的にも証明されています。

血流を一時的に制限してトレーニングをすると、腕や脚に乳酸がたまりやすくなります。これによって、体は「成長ホルモン」が分泌されやすい環境になるんです。

成長ホルモンの分泌により、新陳代謝アップや筋肉の合成が促進され、体づくりに大切な土台作りを大きく推進してくれます。

加圧トレーニングはダンベル、バーベルなどの高重量を必要としないので、安全にかつ効果の高いトレーニングができるんです。

加圧インストラクターの仕事内容!

加圧トレーニングを主体に仕事をしているトレーナーを、「加圧インストラクター」「加圧トレーナー」と呼びます。

彼らはまず、お客様の血圧を測定して加圧トレーニングができるかをチェック。
(血流を制限するので、高血圧の人には実施できません)

その後、腕・脚に専用のベルトを巻き、お客様の体力・血圧にあった圧力に調整していきます。

加圧インストラクターの活動の場所

加圧インストラクターの活動場所は、少しずつ広がりを見せています。これまではフィットネスクラブや、加圧専用のフィットネスジムがメインでした。

最近は、加圧トレーニングを専門としたパーソナルジムも急増しています。

加圧トレーニングはボディメイク・ダイエット・リハビリ・健康増進全てに効果があるので、どんなジムでも適用できる柔軟さがあるのがその理由です。

今後少子高齢化が進む日本では、まだまだ活躍の場所を増やす資格といえます。

加圧インストラクターに資格は必須

加圧トレーニング、および加圧インストラクターは「KAATSU JAPAN株式会社」が特許を取得したトレーニング法です。

そのため、加圧インストラクターとして活動するにはKAATSU JAPANの認定を受ける必要があります。

加圧トレーニングは日本ではなじみ深いトレーニング手法ですが、血流の制限という非常に専門的なことを行なっています。

それを独学でやろうとするのは、あまりに危険。そのため、加圧インストラクターとして活動をするのなら、次の2種類のいずれかの資格を、取得する必要があります。

加圧トレーニングの資格の種類①加圧トレーニング指導資格

KAATU JAPAN株式会社は、加圧トレーニングインストラクターの資格を大きく2種類発行しています。そのうち、メジャーな方が「加圧トレーニング指導資格」です。

加圧トレーニング指導資格は、「加圧インストラクター」と「加圧スペシャルインストラクター」に分けることができます。

加圧インストラクター(KAATSU Instructor)

加圧トレーニング指導をするための、もっとも基本的な資格です。加圧インストラクターの資格といえば、基本的に加圧インストラクターを指すと思ってください。

この資格でできるようになることは、主に2つ。

1つは加圧トレーニング器具を使った指導と施術。もう1つは加圧トレーニング器具の販売です。

ちなみに、加圧トレーニングの専用器具は、合計6種類あります。

  • 加圧マスター
  • 加圧マスターミニ
  • 加圧マスタープロ
  • KAATSUウェルエイジングベルト指導用
  • KAATSU MASTER
  • KAATSU NANO(FDA認可)

加圧インストラクターの資格を取得する際は、これらの器具のどれを学ぶか選択することになります。

加圧スペシャルインストラクター(KAATSU Special Instructor)

加圧スペシャルインストラクターは、加圧インストラクターの上級資格です。

この資格を取得すれば、「実技講習実施者」として、新たに加圧インストラクター資格の講習を受ける人に実技講習を実施できます。

また、有資格者向けの勉強会に、講師として活動することも可能に。トレーナー業だけでなく、講師業としても収入を得ることができるんです。

加圧トレーニングの資格の種類②KAATSUサイクル指導資格

KAATUサイクルというのは、アメリカの食品、医薬品局、医療機器等の安全性の許可取締りを行う政府機関であるFDAから認可を受けた、専用のトレーニング器具です。

通常の加圧トレーニングは、常に腕・脚へ圧力をかけながらトレーニングします。しかしKAATUサイクルは、一定時間で加圧・除圧を繰り返しながら、加圧だけでは得られない血流促進、筋肉のリラックス効果を得られるんです。

KAATUサイクル指導資格は、そんなKAATUサイクルの手法を学べる指導資格を意味します。

KAATSUサイクルインストラクター(KAATSU CYCLE Instructor)

KAATSUサイクル指導を行う、基本的な資格です。扱えるのはKAATSU CYCLEという専用器具のみ。

資格を取得することで、KAATSU CYCLEを使ったお客様へのパーソナルレッスン、KAATSU CYCLEの販売が可能になります。

また、KAATSUサイクルインストラクターは現在スタートのために準備が進められている「加圧ウェルネスサロン」と言う専用サロンにて、グループレッスンができます。

今のうちに資格を取っておくと、一気に活動の幅が広がるかもしれませんね。

加圧インストラクターの資格更新、ライセンス料

加圧インストラクターは、1年ごとに指導資格を更新1います。

指導資格は1年ごとに更新していく制度になっております。資格取得2年目以降、資格更新する際に以下の年間ライセンス料を納めていただきます。更新料はそれぞれ次の通りです。

  • 加圧トレーニング指導資格:131,760円(団体加入の賠償責任保険年間保険料充当分含む)
  • KAATSUサイクル指導資格:32,400円(団体加入の賠償責任保険年間保険料充当分含む)
    *加圧トレーニング指導資格の保有者は免除)

カンファレンス、講習会、勉強会への参加も必要

各資格保有者は3年ごとに、団体の定めた単位(実技単位:10単位/理論単位:10単位)を取得する必要があります。

講習会は学会、カンファレンス、講習会、勉強会などさまざま。

資格を取得することがゴールではなく、その後も技術を磨き続けなくてはいけないわけですね。

加圧インストラクターの資格を取る3つの方法

加圧トレーニングでもっとも基本となる、加圧インストラクターの資格はいくつかの方法で取ることができます。

そのうち、代表的な3つの方法をご紹介しましょう。

①KAATSU JAPAN株式会社の養成講習会を受講する

資格認定をしているKAATSU JAPAN株式会社の養成講習会は、もっとも基本的なプランと言えるでしょう。

受講条件

次の1、または2の条件を満たす人

条件1:医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、柔道整復師、鍼灸師、あんま・マッサージ師、整体師、保健体育教諭、健康運動指導士、スポーツトレーナー、スポーツインストラクター等、人に対する施術やトレーニング指導を行なえる資格を有し、加圧トレーニングの経験者(3ヶ月以上かつ24回以上の指導を受けた方)

条件2:人に対する施術やトレーニング指導を行なえる資格は有していないが、KAATSU JAPANに登録されている実技講習受入実施者の下で、1年以上かつ50回以上の加圧トレーニングの指導を受けた方。

受講料

432,000円(専門器具1種類の資格を取る場合)
*2種類の場合:540,000円
*3種類の場合:648,000円

講習会の内容

  1. eラーニングによる理論講習:5時限+テスト
  2. 実技講習:4日間

それぞれの講習を修了後、KAATSU JAPANに登録されます。

②加圧国際大学認定の資格講習コースを受講する

KAATSU JAPAN株式会社が設立した「加圧国際大学」、もしくは大学が認定した資格講習コースを受講することで、加圧インストラクターの資格を取得できます。

講習を行なっているスクールで料金、日程等は違います。例えば、あるスクールの内容はこんな感じです。

カラダメンテ養成スクールの「加圧トレーニングインストラクター資格短期集中コース」

  • カリキュラム:加圧トレーニング法の理論、実技・指導方法 、目的別指導法とロールプレイングなど
  • 受講条件:KAATSU JAPAN株式会社と同じ
  • 料金:432,000円
    *加圧資格講習のみ。加圧器具の種類によって、ここから70万円〜100万円ほど料金がプラスされます。
  • 受講日数:1日のみ、10:00〜18:00

③加圧トレーニングの勉強ができる大学・専門学校に通う

体育系の学科・コースのある大学や専門学校では、理学療法士・柔道整復師など国家資格の勉強ができます。

それだけでなく、カリキュラムの中に「加圧トレーニング」を用意している学校も少なくありません。

加圧トレーニングの取得要件には、上に紹介した国家資格を取得していることが前提でもあります。

資格を複数持っておけば他のトレーナー、インストラクターとして活動する選択肢も増えるので、これから進学を検討している人は、大学・専門学校を選ぶのがおすすめです。

まとめ

加圧インストラクターは、都市部・地方部を問わずに今後も活躍の場が増えていく、有望な資格です。

個人で取得を目指す人もいれば、加圧トレーニング系のジムに入社し、経験を積んでから資格取得を目指す人もいます。

今回ご紹介した取得方法を参考に、ぜひ加圧トレーナーとしてのデビューを目指して、頑張ってください!

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