現役パーソナルトレーナーが語る「フリーランスなら損害賠償責任保険は加入必須」な理由と主な団体5つ
パーソナルトレーナーも、損害賠償責任保険に入った方がいいのか?

ジムスタッフのパーソナルトレーナーとして働く人から、こんな質問を受けました。

どうやら先々を見据えて、パーソナルトレーナーとして独立を考えているんだとか。

契約や保険の話って、なかなかわかりにくいですよね。

今回は、独立を考えている方や、これからパーソナルトレーナーになりたい方に向けて、パーソナルトレーナーにとっての「損害賠償責任保険」の重要性や加入方法を紹介します。

フリーランスのパーソナルトレーナーなら、損害賠償責任保険は「入っている」ことが大前提

パーソナルトレーナーは損害賠償責任保険は入る
彼のように、パーソナルジムに所属してトレーナーをしているのであれば、ジムが加入している損害賠償責任保険が適用されます。

しかし、もし仮にフリーランスでパーソナルトレーナーとして働くのであれば、損害賠償責任保険は加入する・しないという次元の話ではありません。

損害賠償責任保険に加入しているのが、大の大前提です!

損害賠償責任保険は万が一の時のために、、、

損害賠償責任保険というのは、トレーニングやジム内で、万が一お客様がケガをした時、損害賠償に問われた時に補填される保険です。

パーソナルジムには、バーベルやダンベルなど、重量のあるものが少なからず存在します。

それらを使っている時、お客様には常にケガのリスクが伴うわけです。

そもそも、トレーニングというのはお客様の体力向上、筋力向上などが目的の1つにあります。

当然、彼らには頑張ってこなせるレベルのトレーニングを実施することになるでしょう。

その際、よろけたり動きが急に変わったりすれば、筋肉や靭帯、関節を痛めることがあります。

この業界には、ほとんどケガをしないトレーニングやノウハウは存在しますが、100%絶対ケガをしないトレーニングなどはあり得ないんです。

損害賠償責任保険はトレーナーとお客様両方を救う

損害賠償責任保険に加入しているというのは、パーソナルトレーナーとお客様、両者にとって重要なものだと思ってください。

パーソナルトレーナーにとっては、万が一のケガに対する金銭的リスクを回避できます。

お客様にとってですが、仮に損害賠償が発生するケガを負ってしまた時、パーソナルトレーナーが保険に加入していなければどうなるでしょう?

おそらく、本来は不要だったはずの法的手続きを取らなくてはいけなくなり、膨大な時間を奪われてしまいます。

トレーニングができないからダイエットも無理。

しかも時間もお金も奪われることになる。

こんな悲惨な目に、お客様を合わせては絶対にいけません。

だからこそ、フリーのパーソナルトレーナーは必ず損害賠償責任保険に加入する責任があるといえるでしょう。

パーソナルトレーナーが損害賠償責任保険に入る方法と、主な団体5選

パーソナルトレーナーがが損害賠償責任保険に加入する方法
さて、パーソナルトレーナーが損害賠償責任保険に加入するには、資格発行団体に入会するか、その団体の指導者資格を持っていることが条件になります。

それぞれの団体で、保険料や補償される金額が異なります。

主だった5つの団体をピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。

団体名 1事故につき補償される金額 保険料 加入資格
NESTA 最大1億円 なし NESTAの会員である(年会費12,000円)
NSCAジャパン 非公開 9,600円/年 NSCAの資格保有者である(年会費12,960円)
JATI 非公開 700円/月 JATIの会員である(年会費10,000円)
JHCA 最大1億円 3,800円/年 JHCAの会員である(年会費10,500円)
日本体育協会 最大1億円 22,890円(PAタイプ) 協会の公認スポーツ指導者である

※補償額、保険料、年会費は2018年3月現在のものです

フリーランスのパーソナルトレーナーが資格を取得しておくといい理由

こうしてみると、各団体で保険料、年会費は大きく変わるのがわかります。

そしてほとんどの保険は資格団体の会員、もしくは資格所有者でないと加入できません。

「パーソナルトレーナーは国家資格がない職業だ」という認識は結構知られています。

それでもフリーランスのパーソナルトレーナーの多くがこうした団体に所属するのは、損害賠償責任保険加入というメリットがあるのが理由の1つにあります。

トレーナー関連の団体なので、加入や申請する際の手続きもスムーズに行えるというメリットがあります。

もしこれから、独立を視野にパーソナルトレーナーのキャリアプランを描くなら、上記の主要団体はチェックしておいた方がいいでしょう。

中でも、国内外で知られている資格はNESTA・NCSAの2つです。

それ以外の3団体も、国内では十分な知名度を誇ります。

複数団体の資格を取ってキャリアを積む人もいますが、どの団体も年会費が1万円以上の他、資格更新で講習会を受けるなどの条件もあります。

自分がどのフィールドで戦いたいかによって、資格を取捨選択しましょう。

損害賠償責任保険以外に、パーソナルトレーナーにはどんな保険があるの?

損害賠償責任保険以外のパーソナルトレーナーの保険は?
損害賠償責任保険に触れたので、ここで少し、他にパーソナルトレーナー関連でどんな保険があるのかも見てみましょう。

傷害保険

傷害保険というのは、NESTAや日本体育協会にある保険です。

損害賠償責任保険は主にお客様を対象とした保険と言えますが、傷害保険はパーソナルトレーナー自身のケガに対応した保険です。

パーソナルトレーナーも、お客様の動作保護や重量を使ったトレーニングで、ケガのリスクはありますからね。

お客様だけでなく、自分自身のケガへの対策としても、有効な保険です。

こうした仕事中のケガに関する保険は、一般の生命保険にもプランとして付与されていることが多いです。

ただ、資格団体のそれも月々の保険料は決して高くないので、現在保険に加入していないのなら、十分検討の余地があると思います。

所得補償保険

JATIが用意している保険で、結構「特殊な」ものの1つではないでしょうか。

フリーランスのパーソナルトレーナーは、ケガでセッションができなくなれば一発で収入が0になります。

そうした事態に陥った時、保険で定められた規定に沿って、一定の金額が支払われるというのが、この所得保障保険です。

会社の福利厚生のような補償金ですね。

この保険の対象は、勤務内外を問わず、またケガだけでなく病気にも対応しているというのが、心強い点ですね。

最近ではフリーランスとして働く人口も増え、彼らに向けた補償や保険も充実しています。

パーソナルトレーナーにも、こうした後ろ盾があるととても心強いですね。

損害賠償責任保険はあくまで「保険」!ケガをさせないパーソナルトレーナーになるには?

ケガをさせないパーソナルトレーナーになるには?
損害賠償責任保険や、関連する保険を紹介しました。

フリーのパーソナルトレーナーにとって、保険に加入していることがいかに重要なことが、ご理解いただけたと思います。

ただし、保険というのはあくまで「保険」です。

トレーナーであれば、お客様のケガを未然に防ぐために、パーソナルトレーナーとしてのスキル・ノウハウを磨くのは必須でしょう。

パーソナルトレーナーとしてのスキル・ノウハウというのは、例えば次のようなポイントです。

  • ジム内にある器具の適切な利用方法
  • 各種トレーニングで起こりうるケガの可能性と、それを防ぐための補佐方法
  • お客様の姿勢の歪みに対する、トレーニング以外(ストレッチなど)のアプローチ
  • トレーニング中にお客様が見せた動作の違和感に気づく方法と、代替トレーニング、ストレッチの的確な選択

パーソナルトレーナーは、単にバーベルやダンベルを使って、BIG3をゴリゴリ攻めればいいわけじゃありません。

こういうことを、セッション中は常に考えています。

実はパーソナルトレーナーは、結構頭の使う仕事なんですよ(笑)

損害賠償責任保険に加入するだけなら、資格団体の会員になれば済みますし、そのついでに資格の勉強もすれば一定の知識は身につくでしょう。

しかし、肝心な実践経験を積めなければ、こうしたノウハウは決して身につきません。

「じゃあ、パーソナルジムに就職してこういうスキルを身につけよう!」と思っても、全くの初心者・パーソナルトレーナー未経験者は、就職難という現実に直面することになるでしょう。

そんな時、こうした課題を一石三鳥で解決できるのが、「パーソナルトレーナー養成スクール」という選択です。

パーソナルトレーナー養成スクールに通う3大メリット

パーソナルトレーナー養成スクールに通う3大メリット
パーソナルトレーナー養成スクールというのは、おおよそ半年くらいの期間、週1ペースで施設に通いながらパーソナルトレーナーとしての知識・スキルを学べる場所です。

このパーソナルトレーナー養成スクールには、大きく分けて3つのメリットがあります。

①独学では不可能な「実技」を学べる

パーソナルトレーナー養成スクールでは解剖学、生理学などにのっとった非常にアカデミックな勉強ができるほか、実際にお客様への指導を想定した実技演習が可能です。

先ほど紹介したケガを未然に防ぐためのノウハウを、五感をフル活用して覚えることができます。

②資格取得サポートで、後々の保険加入にも活かせる

大抵のスクールは、損害賠償責任保険を用意しているパーソナルトレーナー認定団体の資格取得をサポートしてくれています。

本来は就職時に活かせるための措置ですが、後々フリーのパーソナルトレーナーとして活躍するときも、この資格を持っていれば損害賠償責任保険の加入が可能です。

③就職サポートもあるので、トレーナーとしてのファーストステップを踏みやすい

パーソナルトレーナーにとって、ほとんどのキャリアパスは「就職→独立→開業」という手順を踏みます。

しかし、大抵の人は最初のステップを踏めず、結局夢を諦めてしまうんです。

パーソナルトレーナー養成スクールは、提携しているパーソナルジムへ卒業生を紹介するというサポートを行なっています。

誰もがつまづきやすいファーストステップで有利に立てる上、スクール中は就職活動を一度忘れ、自分の勉強に集中することが可能です。

損害賠償責任保険は「フリーランス」にとって、心強いパスポートです。

その前段階である「就職」の心強いパスポートとして、一度パーソナルトレーナー養成スクールを調べてみるといいでしょう。

きっとみなさんの自宅の近くにも、そうしたスクールはあるはずです。
 

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