パーソナルトレーナーとして独立してフリーになりたい!起業してジムを開業したい!どんなメリットとデメリットがあるの?

パーソナルトレーナーを目指す人にとって、多くが目標として掲げるのは

  • フリーになって独立する
  • 開業・起業して自宅兼ジムを構える

というものです。

その動機は「フリーになって自由な働き方がしたい」「個人契約を結んだほうが稼げる」「開業して自分独自のジムを構えたい」「会社の枠組みに縛られずに、お客様のためのサービスを提供したい」などなど、金銭面から仕事の充実度まで幅広いです。

これからパーソナルトレーナーになる方、あるいは今後キャリアアップを目指している方へ、パーソナルジムに所属後、フリーランス、独立開業という全てのステップを踏んだ私が、そのメリットとデメリットを解説します。

フリーのパーソナルトレーナーとして独立したら、どんな働き方がある?

フリーのパーソナルトレーナー
そもそも、パーソナルトレーナーとして独立する、あるいは開業するとしたら、どういう働き方になるかご存知ですか?

これらの働き方を選択することで、みなさんは従業員ではなく個人事業主、経営者という立場になります。

そうすると、働き方やライフスタイルは非常に幅広くなりがちです。それらをいくつかの特徴で分類すると、次の3種類になると思います。

①業務委託のパーソナルトレーナー

大手フィットネスクラブやパーソナルジムと契約をして、ジムスペースを借りながらお客様へセッションを提供するというものです。

この場合、いずれかのジムに入会しているお客様がターゲットになります。

②フリーパーソナルトレーナー

個人のお客様と個別に契約をして、パーソナルトレーニングを提供します。
その際、セッションはレンタルジムや共同スペースなどを利用することになります。

③開業

完全に経営者として、パーソナルトレーニングジムを経営するというものです。

ジムの規模はマンションの一室レベルのものから、地方・全国に複数店舗を展開するものまで様々です。
 

①から③までの働き方は、単独だけではなくいくつかを組み合わせている方もいます。
多いのは、①と②とを組み合わせる方などでしょう。

では、それぞれの働き方ではどんなメリットとデメリットがあるのか。  

個人事業主である業務委託・フリーランスの「フリーランス」と、ジムを経営する「開業」という2種類で分けて、それぞれ見てみましょう。

パーソナルトレーナーとして独立・開業すれば「自由な働き方」を実現できる!


フリーのパーソナルトレーナーになって独立して何が一番インパクトがあったかといえば、収入もそうですが「就業時間」から解放されたというのがあります。

11時から20時までなど、ジムの営業時間に合わせてセッションを組み、それ以外の業務もこなすというのが、従業員として働く場合の一般的なライフスタイルでしょう。

それがフリーになることで、こうした枠組み、言い換えると「制限」にとらわれない働き方が可能になります。
 

例えば、午前中や早朝しかセッションを受けられないお客様向けに、早朝対応のセッションをご提案することもできれば、その逆で深夜対応のセッション提案をすることもできます。

もちろん、こうした営業時間外のセッションにも柔軟に対応しているジムもありますが、それを自分の裁量で選択できるという自由度の高さはフリートレーナーならではです。

知り合いには朝一に自宅から30分のビーチでサーフィンをするために、午後2時以降しかセッションを受け付けていないという方もいます(笑)

お客様目線、自分目線の両方の観点で、働き方を選択できるんです。

パーソナルトレーナーとして独立すれば収入を大幅アップできる可能性も

従業員から独立してフリーランスになりたいという人のうち、かなりの割合が「収入アップ」を目的にしている気がします。

そして事実、働き方を変えることで収入が大幅アップするケースはこれまで何度もみてきました。

例えば業務委託契約の時、1回あたりのセッションは6,000円程度が多く、ジムに手数料を支払うとそのセッションフィーは4,800円程度になります。

仮に月間100本のセッションがあれば、収入は48万円になるでしょう。セッションをこなせばこなすほど、その収入は段階的にアップします。

これがフリー契約のパーソナルトレーナーになれば、1回あたりのセッション料は10,000円前後にすることも可能です。
高額トレーナーの場合、1回あたり20,000〜50,000円を取る方もいます。

もしこの金額で、月間100セッションをこなせれば…。その収入がどうなるかは、ぜひみなさん電卓を手にとって計算してみてください(笑)

フリーパーソナルトレーナーの収入は、働いた分がそのまま収入に直結するのが特徴です。
これは、従業員と比較する上で外せないポイントですね。

開業したパーソナルトレーナーの収入は、もはや青天井

独立したパーソナルトレーナーの収入
パーソナルトレーナーとして独立開業した場合、その収入は他の働き方の追随を許しません。

例えば、2ヶ月16回で25万円という料金設定で個人のお客様と契約結んでいるジムがあるとします。このジムの平均月間問い合わせ件数は10件で、そのうち半分の5名がジムに入会するとしましょう。

すると、このジムの収益は月間125万、年商は1,500万になるんです。

1ヶ月に5名が入会なので、月間セッション数は40回ほどになります。2ヶ月コースだと1ヶ月目と2ヶ月目のお客様の予定が重なるので、月間セッション数はちょうど倍の80回ということになるでしょう。

今回紹介した数字は、決して大げさな数字ではありません。

事実、月間問い合わせ件数および入会者の数が、この数字の倍以上を誇るというモンスタージムも存在します。

フリーで働いた場合の到達点の1つである「年収1,000万」を一足飛びに突破してしまうほどのポテンシャルが、ジム経営にはあるんです。

マンション1室の個人経営も、優秀な人材を確保しての複数経営も可能

開業による働き方は、フリー同様バリエーション豊かです。

私の知り合いには、マンションの1室を利用して個人経営を行なっているパーソナルジムもあれば、一地区で3〜5店舗を営業し、それぞれに店長を置いてグループ店運営をしているジムもあります。

より多くのお客様に対応するため複数人経営するのも1つの方法ですし、個人のノウハウ・スキルを薄めず、お客様へ密度の高いセッションを提供するのもありだと思います。

まさに自分やニーズによって、その可能性はいくらでも広がるわけです。

独立・開業したパーソナルトレーナーには不安定な収入がつきまとう

独立開業のパーソナルトレーナーの不安定な収入
パーソナルトレーナーとして独立・開業することによる正の側面ばかりへ注目しましたが、ここからは負の部分にも注目しましょう。

独立・開業をすることというのは、常に「収入0」という恐怖の現実がつきまといます。

個人のお客様の契約が増えれば増えるほど収入が増えるのが、独立・開業したパーソナルトレーナーの魅力ですが、それが減れば減るほど、当然収入は落ち込みます。

個人や経営者になる以上、安定した収入とは決別する覚悟が必要です。たとえ一時的にお客様の数が減ったとしても、再び収入を戻すための財政的な余裕やスキル・ノウハウ・技術さえあれば、再びV字回復を達成することは十分に可能です。

実際、私も一時期パーソナルトレーナーとしてフリーになったばかりの頃は、収入が10万を切るというピンチを味わいもしました。しかし地道な集客やフリーになるまでに培った技術と実績で、すぐに窮地を脱することができたんです。

フリーになるまでに、どれだけこうした自分を支える強固な地盤を築くことができるか。ここが独立して活躍するパーソナルトレーナーとそうでないトレーナーとに存在する、大きな違いではないでしょうか。

独立・開業ではコスト計算や集客戦略、契約管理もパーソナルトレーナーには求められる


独立・開業したパーソナルトレーナーが悲鳴をあげるポイントに、次の3つがあります。

  • 税金や家賃、備品や設備管理。あとは広告費用!お金がいくつあっても足りない!!
  • 集客戦略が全くうまくいかない、たまに無料カウンセリングを行なっても、契約に繋がらない…。
  • お客様との個人契約の管理が面倒臭い!契約書には一体何をかけばいいの??

おいおい、そんなことも知らずに独立・開業したのか?と横で見て思いがちですが、実はこういう悩みで挫折してしまうパーソナルトレーナーは、結構多いんです。

特に、自分が週6日ジムへ通うトレーニーだったり、ボディメイクの大会入賞者だったりという強みだけでフリーのパーソナルトレーナーになる方に多い気がします。

パーソナルジム所属のトレーナーの場合、こうしたジム運営に関する諸業務はほとんど経験するものばかりです。なので、いきなり「何をすればいいの??」と思考停止してしまう方は、あまりいない気がします。(もちろん、全くいないというわけでもありません)

お客様を2ヶ月でマイナス20kgできます!というだけで、独立・開業するのは非常に危険です。パーソナルトレーニングに必要な知識を養うのはもちろん、経営者的感覚を身につけないとパーソナルトレーナーとして長期間活動し続けるのは不可能です。

パーソナルトレーナーとして独立・開業をするまえに、養成スクールで自力を磨こう

パーソナルトレーナー養成スクール
独立・開業という働き方は、みなさんが思う以上の魅力と、そして重圧がのしかかります。そこで確かな実績を積んでトップのパーソナルトレーナーとなるには、地道に実力を磨くのが一番でしょう。

ではどうするのか。オーソドックスな回答にはなりますが、「パーソナルジムの従業員として働く」というものです。

現場に入りお客様との接し方や契約にこぎつけるまでのクロージング、ジム運営で必要な業務内容、コストを学ぶのに、これほどぴったりな場所はありませんからね。

ただ、もしもこれからパーソナルトレーナーを目指すという方であれば、まずは「パーソナルトレーナー養成スクール」に通うのがいいと思います。

スクールではトレーナーにとって欠かせないトレーニングや食事指導を学べるだけでなく、集客やお客様への接客など実務的な部分も勉強可能です。

中には、ジムへの就職サポートをしているスクールも存在します。就職という1つの通過点をくぐり抜ける意味でも、非常に高い効果を発揮します。

スクールで教えている内容は、パーソナルジムが新人に行う研修と比較してもはるかに高レベルです。現役パーソナルトレーナーやインストラクターが、キャリアアップとしてスクールに通うというケースも少なくありません。

現場に限りなく近い距離で、業界トップレベルの教育を受けられるパーソナルトレーナー養成スクール。自らの地盤づくりの第一歩として、ぜひ検討してみましょう。

トレーナー志望の方向き
無料相談所