パーソナルトレーナーが有利な契約を結ぶ契約書の書き方!無料で使える契約書のフォーマットもご紹介!

クライアントとの約束事や、ジムで業務委託契約を結ぶ際に必ず必要な契約書。

あなたはどのように作成していますか?

今は契約書が必要なくても、

「これから独立するから契約書の書き方が知りたい!」
「業務委託契約を初めて結ぶから契約書の書き方を教えてほしい!」

という方も、中にはいらっしゃると思います。

このように、パーソナルトレーナーの契約書に関心のある方のために、今回こちらお記事ではパーソナルトレーナーが知っておくべき契約書の書き方についてご紹介します!

  • パーソナルトレーナーの契約書は素人が作っても大丈夫なのか
  • パーソナルトレーナーの契約書に記載すべき内容
  • パーソナルトレーナーが契約書を書くときに気をつけるポイント
  • パーソナルトレーナーの契約書を書くとき参考になるサイト

についてまとめているので、

「契約書の書き方がわからない…。」
「改めてしっかりとした契約書を作成したい!」

などといった疑問がある方はぜひ参考にしてみてください!

パーソナルトレーナーの契約書は素人が作成しても大丈夫?依頼した時の費用は?

パーソナルトレーナーの契約書は素人が作成しても大丈夫?依頼した時の費用は?
まずは「パーソナルトレーナーの契約書は素人が作っても大丈夫なのか?」という疑問に関してお答えしていきます。

結論から言うと、パーソナルトレーナーの契約書は素人が作成しても問題はありません。

しかし、法律にうとかったり、複雑な契約内容の場合は、法的に問題のある契約書を作成してしまう危険があり、

  • 何かあったときに不利になってしまう
  • そもそも法的効力を発揮しない

という契約書を作成してしまう可能性があります。

契約書の作成に関して不安や疑問がある場合は無理に自分で契約書を作成せず、素直に専門家に依頼をしましょう。

パーソナルトレーナーの契約書を専門家に依頼する費用は?

もしパーソナルトレーナーの契約書の作成を専門家に依頼する場合の費用ですが、パーソナルトレーナーズプロ編集部の調査の結果、費用はピンからキリまで、具体的には3~15万円程度の幅がありました。

一から契約書を作ってもらう場合はやはりそれなりの費用がかかりますし、逆に一部だけ監修してもらいたい場合や、自分で作った契約書を確認してもらうだけなら安く済ませることができるでしょう。

このように、パーソナルトレーナーの契約書の作成費用に関しては一概には言えないので、

「一部だけ修正してもらいたいんだけどいくらくらいかかるかな?」
「契約書の作成をお願いしたいんだけどどれくらいかかるんだろう?」

とお悩みの方は、直接ご自身で法務の専門家にお問い合わせいただくのが確実だと思います。

【パーソナルトレーナーの契約書の作成を依頼できるサイト】
ヒルトップ行政書士事務所:https://hilltop-office.com/
契約ドットコム:http://jp-keiyaku.com/
法務専門スリーホーム:http://keiyaku-tokyo.com/index.html

パーソナルトレーナー側が有利になる業務委託契約を結ぶポイントとは?

パーソナルトレーナー側が有利になる業務委託契約を結ぶポイントとは?
内容次第では素人でも作成できるパーソナルトレーナーの契約書ですが、どうせなら自分が有利になる(不利にならない)契約書を作成したいですよね。

そのためには具体的にどんなことに気をつけて内容を考えれば良いのでしょうか?

こちらではパーソナルトレーナーが有利になる契約書の書き方を、業務委託契約をジムと結ぶ場合と、個人経営でクライアントと契約を結ぶ場合の2つのパターンについてご紹介していきます。

まずは業務委託の際の契約書の書き方についてです。

契約書の内容についてまとめた以下の表をご覧ください。

項目 内容
業務内容 パーソナルトレーニング以外の業務はどうするのかなどを記載
業務委託料、業務中に発生した費用 テーピングなどをした場合のテーピング代や出張の交通費などを記載
契約期間や契約更新について いつまでの契約なのか、契約更新の方法などを記載
知的財産権の所在 トレーニングメニュー考案に携わった場合、そのトレーニングメニューの著作権がどちらのものかなどを記載
パーソナルトレーナーの報告義務や方法 トレーニングの進捗などの報告やミーティングの有無などを記載
機密保持義務 そのジムの秘密(顧客獲得のノウハウや独自の研修など)を口外していいのかどうかなどを記載
損害賠償義務、損害金の支払い義務 ジムのものを壊す、ジムの評判を下げる行為をした場合などの損害金についてを記載
報酬の支払い 報酬がいつ支払われるのかなどを記載
契約解除 契約解除の方法などを記載

パーソナルトレーナーとして業務委託契約を結ぶ場合気をつけるべきことは、

  1. 委託業務内容を明記し、委託業務外の業務を依頼されないようにする
  2. 交通費などの諸経費をジムに負担してもらうような契約をする
  3. 報酬の支払いに関する遅延損害金の項目を明記する

という点です。

それぞれ詳しく解説していきます。

【パーソナルトレーナーの業務委託契約書で注意すること1】業務内容を明記する

もし契約書に業務内容を明記していない場合、ジム内の清掃やフロント業務など、パーソナルトレーニング以外の雑用を任されてしまう可能性も…。

その間は当然セッションができないので、収入も下がってしまいますよね。

ここは強気に「パーソナルトレーニングに関わることしかやりません!」と明記しておきましょう。

  • 出張パーソナルトレーニングには行くのか
  • ジムのトレーニングメニューの考案に関わるのか
  • ジムの研修の講師になるのか

など、内容は具体的であればあるほど良いでしょう。

【パーソナルトレーナーの業務委託契約書で注意すること2】諸経費の支払い義務を定める

パーソナルトレーニングをおこなうにあたり、さまざまな経費がかかってくるでしょう。

こうした諸経費はジム側に負担もらうような契約にできるといいですね。

こちらも詳しく記載できるのであれば、

  • ジムまでの交通費
  • 残業代
  • 出張トレーニングの際のガソリン代や高速道路利用費

などの経費は支給してもらうよう詳しく記載しましょう。

【パーソナルトレーナーの業務委託契約書で注意すること③】報酬の支払い義務

報酬がいつ入金されるのかも非常に重要なポイントですね。

これもしっかり明記しておかないと、毎月支払いが遅れたり、最悪の場合こちらから催促しないと支払いをしないなんてトラブルにもなりかねません。

しっかりと支払いに関する記載をしておきましょう。

入金が遅れた際のペナルティについても記載しておくとさらに安心ですね。

以上がパーソナルトレーナーが業務委託をする際、契約書に記載すべきポイントです。

続いて、パーソナルトレーナーとして独立した際、クライアントと約束事を決める契約書の書き方についてご紹介します!

パーソナルトレーナーとしてお客様と契約書を結ぶ際に注意すべきポイントは?

パーソナルトレーナーとしてお客様と契約書を結ぶ際に注意すべきポイントは?
まずはこちらも記載するべき内容についてまとめた以下の表をご覧ください。

項目 内容
トレーニングや食事指導の危険性 怪我のリスクや食事制限での健康被害などについて記載
サービスの内容 どんなサービスを提供するのかを記載
期間 どれくらいの期間どれくらいの回数なのかを記載
料金 どんな料金プランでいくらなのかを記載
期待できる効果 絶対的な成果を保証できないことを記載
報告義務 病気などがあるかを事前に申告してもらう
またトレーニング中の体調不良なども速やかに報告してもらうことを記載
個人情報の保護 プライバシーの保護を約束することを記載
予約について 予約の取り方についてのルールなどを記載
キャンセル料について キャンセルの際のルールを記載
対応できないサービス 無資格ではできない行為をできないと記載

業務委託の場合は対ジムでしたが、独立開業した場合に契約を結ぶ相手は個人(お客様)になります。

お客様と特に慎重にとり決めるべき内容は、

  • 報告義務
  • サービス(トレーニングや食事指導)の料金
  • 期待できる効果

についてです。

それぞれ詳しく解説していきますね。

【パーソナルトレーナーがお客様と契約書を書くときのポイント①】報告義務

まずは報告義務に関してです。

報告義務とは主に、

  1. 持病や過去の手術経験などを事前に伝えてもらう
  2. 契約期間中の体調不良を報告してもらう

の2つです。

まずは持病などについて事前に報告してもらうことですね。

例えば「加齢で腰が悪い」、「膝を過去に手術した」など、こういった内容を事前に知っておくことにより、「お客様の持病に負担をかけてしまってケガをさせてしまった…。」というリスクを回避することができます。

また、高血圧や糖尿病などの持病がることを事前に知っておけば、その持病の改善に関わるトレーニングをおこなってあげることもできるので、お客様も喜んでくれるでしょう。

そして2つ目は契約期間中の体調不良を報告してもらうことです。

慣れないトレーニングで体調を崩してしまう方もいらっしゃいますので、そういったときは無理せずに報告してもらうことを約束しましょう。

また、食事指導をおこなうジムでは、食事制限が原因で体調を崩してしまう可能性もあるので、セッション中でなくても契約期間中の体調不良は逐一報告してもらうようにしてください。

報告義務について約束せずに契約してしまうと、「体調不良で入院したのはお前のジムのせいだ!」と、医療費を請求されたり、最悪の場合、裁判に発展してしまう可能性があります。

【パーソナルトレーナーがお客様と契約書を書くときのポイント②】サービスの料金

2つ目は料金についてです。

お金に関してはやはり一番揉めやすいところなので、必ずお客様と密に取り決めをおこなってください。

選んでもらう料金コースの内容はもちろん、

  • キャンセルの際のペナルティ
  • 途中退会の場合の返金
  • 時間延長の場合の延長料金
  • 結果が出なかった場合の返金保証

などについても詳しく説明するようにしましょう。

【パーソナルトレーナーがお客様と契約書を書くときのポイント③】期待できる効果

期待できる効果は確約できるものではないので、その旨は必ず伝えておきましょう。

もしも目標が達成できなかった場合の返金保証を設定しているジムなのであれば、「何を基準に失敗とするのか」を必ずお客様と約束するようにしましょう。

失敗の基準を明確にしておかないと、

「2ヶ月で10キロ痩せたかったのに7キロしか痩せなかったから返金して!」

なんて理不尽な要求をされてしまうケースもあります。

悪質なクレーマーと一蹴することもできますが、後日この方がSNSなどで、

「〇〇ジムの対応は最悪!痩せなかったのに返金も断られた!」

なんて言われてしまったら、その後のお店の客足にも影響してしまいます。

こうしたトラブルを引き起こさないためにも、しっかりと

  • 期待できる効果
  • ダイエット失敗の定義

をしっかりお客様と取り決めておきましょう。

以上がパーソナルトレーナーがお客様と契約書を書く際に気をつけるべきポイントです。

確認してもらうだけでなく、捺印、割印は必ず押してもらうようにしましょうね!

もし出張パーソナルトレーナーとしても活動している方は、

  • パーソナルトレーニングを実施する場所がどこなのか
  • パーソナルトレーニングを実施する場所が変更になることもある
  • トレーニング器具の搬入やトレーニングの際に家、オフィスを傷つけてしまう可能性がある

といったことを追記すると良いでしょう。

【雛形あり】フリーのパーソナルトレーナー必見!契約書の書き方がわかる参考サイト3選

【雛形あり】フリーのパーソナルトレーナー必見!契約書の書き方がわかる参考サイト3選
パーソナルトレーナーの契約書の内容や気をつけるべきポイントについてご紹介してきましたが、

「書く内容はわかったけどやっぱり見本があった方が嬉しい!」

という方もいらっしゃると思います。

そのためこちらの項目では、実際のパーソナルトレーナーの契約書の雛形を公開しているサイトをはじめ、パーソナルトレーナーが契約書を書く際に参考になるサイトをご紹介します!

【パーソナルトレーナーの契約書参考サイト①】日本トレーニング指導者協会JATI

まずご紹介するのはJATI(日本トレーニング指導者協会)が公開している”トレーニング指導者のためのハンドブック契約編”です。

JATIはJATI-ATIというパーソナルトレーナー認定資格の発行団体としても有名です。

このハンドブックには、「契約書とはどういうものなのか」という基本的なことから、パーソナルトレーナーの契約書の雛形、またその雛形の解説が紹介されています。

汎用的な雛形が公開されているので、それを元にご自身のジムオリジナルの契約書を作成することができるでしょう。

トレーニング指導者のためのハンドブック契約編:https://jati.jp/mypage/download/hbook_01.pdf

【パーソナルトレーナーの契約書参考サイト②】NSCAジャパン

お次にご紹介するのはNSCAジャパンという団体が公開している”パーソナルトレーナーのためのリスクマネジメント【契約編】”です。

NSCAジャパンも、NSCA-CPTというパーソナルトレーナー認定資格の発行団体として有名です。

雛形は掲載されていませんが、パーソナルトレーナーの契約書の書き方が非常に詳しく掲載されています。

パーソナルトレーナーの契約書は具体的にどんな内容を書けばいいのか、この記事の補足としてこちらを読んでいただければ、素人の方でも十分クオリティの高い契約書を作成することができるでしょう。

パーソナルトレーナーのためのリスクマネジメント【契約編】:https://www.nsca-japan.or.jp/pdf/riskmgmt.pdf

【パーソナルトレーナーの契約書参考サイト③】東急スポーツシステム

最後にご紹介するのは、東急スポーツシステムの”http://www.tokyu-sports.com/library/files/fitness_due_personal_training_agreement.pdf" target="_blank">パーソナルトレーニング同意書”です

東急スポーツシステムとは、その名の通り東急グループが経営しているフィットネスクラブで、フィットネスのほかにスイミングスクールも運営しています。

こちらは実際に使用されているパーソナルトレーニングの同意書(契約書)なので、非常に契約書のイメージが想像しやすいかと思います。

しかし、パーソナルトレーナー対お客様の契約書の現物なので、パーソナルトレーナーが業務委託契約を結ぶ際の契約書の参考にはならないことに注意してください。

パーソナルトレーニング同意書:http://www.tokyu-sports.com/library/files/fitness_due_personal_training_agreement.pdf

これでパーソナルトレーナーの契約書を書く際の参考サイトのご紹介は以上になります。

ほかにもインターネット上に公開されている雛形はたくさんありますので、使いやすいものを探して参考にしてみると良いかもしれませんね。

パーソナルトレーナーの契約書は細部まで明記してトラブルを回避しよう!

パーソナルトレーナーの契約書は細部まで明記してトラブルを回避しよう!
人の体を預かるパーソナルトレーナーは、やはり他の業種以上に危険な職業です。

そのため、パーソナルトレーナーの契約書は綿密に詳細まで記載し、何かあったときの責任の所在をしっかり明らかにしておくことが非常に重要なのです。

厄介なトラブルに巻き込まれないためにも、気持ちよくパーソナルトレーナーとして活躍できるようクオリティの高い契約書の作成にぜひチャレンジしてみてください!

また、こちらの記事をご覧いただいている方の中には、業務委託契約を結ぶフリーのパーソナルトレーナーさんや、独立開業をされたパーソナルトレーナーもいらっしゃると思います。

もし、

「フリーになるからもっとパーソナルトレーナーとしてスキルップしたい!」
「独立したけど不安だらけ…経営や集客について教えてほしい!」

などといったお悩みがあれば、ぜひ私どもパーソナルトレーナーズプロにご相談ください。

パーソナルトレーナーズプロではパーソナルトレーナー養成スクールをご紹介しています。

パーソナルトレーナー養成スクールというのはパーソナルトレーナーのための塾のようなもので、パーソナルトレーナーとしてのスキルアップはもちろん、独立開業した方へ向けて、集客や広告の運用などのビジネススキルも学ぶことができます。

パーソナルトレーナー養成スクールの生徒には、あなたと同じくフリーのパーソナルトレーナーや独立開業したパーソナルトレーナーがいるので、横のつながりができるところも非常に心強いのではないでしょうか。

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